テキストサイズ

高校1年生

第11章 11





「そうだね。キミ、名前は??」


「……紗弥(サヤ)」


私は嘘をついた。本当の名前を言ったら面倒なことになるかなと思ったからだ。


「紗弥ちゃんかー。可愛い名前だね。」

「本当ですかー??ありがとうございます。」



私はおじさんに笑顔を向けた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ