高校1年生
第12章 12
「こんなに買うお金あるの??」
「はい。お金なら大丈夫です。」
翔平さんに貰ったお金が沢山あるからお金は大丈夫だ。
「へー、結花って金もちなんだ。金もちがこんな格好していの??」
「いや、私お金もちじゃないんで。」
「えー。じゃあ、なんでこんなに持ってるの??」
「まぁ、いろいろありまして…」
翔平さんたちのことはさすがに言えない。
「ふーん。まぁいいけど。じゃあ、はい。買ってくれてありがと。」
「あっ、ありがとうございます。」
「それと、これ。」
ナツキさんがくれなのは小さな紙切れだった。中を見るとナツキさんのアドレスらしきものが書いてあった。
「これって…」
「そう、私のアドレスてケーバン。何かあったらいつでもメールして。」
「はい!!ありがとうございます!!」
それからナツキさんと別れた。