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高校1年生

第20章 20





「っ、おまえは…」


先生は私のことを覚えていてくれたらしい。


「ほら、座れ。」



先生が椅子に座り、私と目があった。



「…」


何を話したらいいのかわからない。


沈黙が続く。






やはり沈黙を破ったのは


「おまえ、結花ちゃんのこと覚えてるか??」



拓也さんだった。

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