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高校1年生

第28章 28







「ちょ、拓也さん…どこに行くんですか!!」

「あ、ごめんごめん。」



やっと手を離してくれた。



「あの…私、拓也さんに用事無いんですけど。」

「えー、それは酷いなー。」



あははと笑う拓也さん。
何なんだ、この人は。



「何か私に用事があるんですか??」

「んー??無い。」

「……………帰ります。」


この人といると時間の無駄だ。
エプロン作らなきゃ。

「ちょ、待ってよー結花ちゃん。」



また手を掴まれた。

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