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高校1年生

第33章 33






それから、康介と会うことになった。

康介が会いたいと言ってきたのだ。


ちゃんと自然に振る舞わなきゃね。




待ち合わせ場所に行くともう康介は来ていた。



「康介ー!!いつも早いね。」

「紗弥を待たすわけにはいかないからな。」



康介は優しく笑ってくれた。

そういえば私、本当の名前言ってない…

康介に嘘ついてる。
言った方がいいのかな…



「…紗弥??どうした??」

「えっ??いや、何でもないよ。」

「そうか??てか、悪いなこんな時間に。」



今の時刻は夕方の5時だった。

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