高校1年生
第33章 33
「大丈夫だよ!!まだ5時じゃん。私、一人暮らしだから何時でも大丈夫。」
「そうか??…じゃあ朝帰りでも??」
「えっ…」
あ、朝帰りって…
つまりそういうこと…??
「ど、どういう…」
「ん??だからそういうこと。」
「え…」
「駄目か??」
駄目かって言われても…
別に嫌じゃないし、ヤりたくないとも思わない。
「ま、まだ心の準備が…」
「ってことはいいってことだよな??」
「えっ…まぁ、はい…」
「ふっ、じゃあ行くか??」
行くかって…
「ど、どこに…」
「決まってんだろ。ホテルだよ、ホテル。」
「っ」
ホ、ホテル…別に何回も行ったことあるじゃないか。
大丈夫、大丈夫。
「うん…」
私たちはホテルへ向かった。