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高校1年生

第37章 37

「あ・・・」

「ごめんね、うまくできなかった。」

「全然いいですよ、私が作ります。」


結局私が作ることになった。


「料理はいつもするんですか?」

「いや、全然しない。」

「そうなんですね、無理して作らなくてもよかったのに。」

「玉子焼きくらいなら作れるかなって思ったけどだめだった。」


拓也さんは普段料理はしないのに私のために頑張って作ろうとしてくれたんだ。



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