
Pour mon cher -笑顔の先に-
第10章 Pour mon cher
「従姉さんなんですか?!」
思わず声が大きくなって目も見開く。
「うん、そうよ?似てるとは言われるんだけど‥似てない?」
そう言って首を傾げる表情はどことなく似てる気が‥。
でも。
何より1番似てるのはちょこちょこ出てくる命令口調。
これって‥重盛家代々なんだろうか‥。
命令一族。
ある意味凄いな。
「似てる感じがします」
苦笑しながら言うと、ふわっと綺麗な顔で笑って
「実はね?」
猛司の今日までの事を霞さんが色々教えてくれた。
私に内緒で進めたいからって、ウェディングプランナーの霞さんに猛司が連絡して、今日までの壇通りを決めた事。
そのためにちょこちょこ打合せが必要だった事。
霞さんは、やっぱり私と一緒に決めたほうがって促したらしいんだけど猛司が
「その日は世界で1番幸せな女にしてやりたいから」
頑として1人で進める事を譲らなかった事。
全て教えてくれた。
思わず声が大きくなって目も見開く。
「うん、そうよ?似てるとは言われるんだけど‥似てない?」
そう言って首を傾げる表情はどことなく似てる気が‥。
でも。
何より1番似てるのはちょこちょこ出てくる命令口調。
これって‥重盛家代々なんだろうか‥。
命令一族。
ある意味凄いな。
「似てる感じがします」
苦笑しながら言うと、ふわっと綺麗な顔で笑って
「実はね?」
猛司の今日までの事を霞さんが色々教えてくれた。
私に内緒で進めたいからって、ウェディングプランナーの霞さんに猛司が連絡して、今日までの壇通りを決めた事。
そのためにちょこちょこ打合せが必要だった事。
霞さんは、やっぱり私と一緒に決めたほうがって促したらしいんだけど猛司が
「その日は世界で1番幸せな女にしてやりたいから」
頑として1人で進める事を譲らなかった事。
全て教えてくれた。
