テキストサイズ

Pour mon cher -笑顔の先に-

第2章 リスタート

猛司は小さく“サンキュ”と呟いて、優しく頭をポンポンして



「じゃ、俺先に風呂入ってくる」


「あ、うんっ!私片付けてるね!」


「後で来いよ?」


「あ‥・はい‥」



猛司は満足そうに“よし”頷いてバスルームに向かった。


残された私は心臓ドキドキ通り越してバクバク。



お風呂‥一緒に入るの今週に入ってからなんだけど‥

入る瞬間の変な緊張感?

あれに慣れない私‥。

猛司は1人で入るのが好きなタイプだと思ってただけに最初意外で仕方なかった。



でも、一緒に住み出して色々新たな猛司を知れてるから凄く嬉しい。



人参嫌いなとこ。

シチュー系が好きなとこ。

結構心配性なとこ。

お風呂入りたがりのとこ。




まだまだ、沢山未知なる猛司の部分、知っていきたい。




バクバクする心臓に一回大きく深呼吸して、無意味な気合を1発。



「よしっ!」



私もバスルームに向かった。







ストーリーメニュー

TOPTOPへ