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愛と手を繋いで見送る駅までの道。



「何食いたいか考えとけよ？」


「パスタがいいかなぁー」


「早っ！もう決めたのか？」


「ハンバーグに…」


「ふっ。だからゆっくり仕事しながら考えな？」



眉間に皺を寄せて“うーん”て悩む愛の頭をそっと撫でた時



♪～♪～




「あ、猛司携帯鳴ってるよ？」



愛の声で携帯が鳴ってる事に気付いた俺はジーンズのポケットから携帯を取り出し画面を開く。




「‥・・」




またかよ。