跨いでいった男たち
第21章 新作1泊2日 ¥250
里奈は亡き潤に罪悪感を抱きながら、毎日をすごしていた。
チーフとの過ちを里奈はこれでいいんだ、潤に相応しくない、汚れた女になればと心に刻むようにすごしていた。
今日もレンタル屋さんで貸出DVDの整理でワゴンに積んだケースをガラガラ店内を巡回しながら返していた。
洋画 さ行
【シービスケット】
カランカラン・・・・
ぅ”ヒック ヒック
里奈はシービスケットのDVDを拾うと涙を拭いながら棚に閉まった。。
そんな様子を一人の青年が見ていた。
小林さん。。泣いてる。。
どうしたんだろう。。。
綺麗な人だけど、なんか喋りずらい雰囲気持ってるし。。
大学生 バイト の 瞬君だった。