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跨いでいった男たち

第21章 新作1泊2日 ¥250

瞬は里奈に恋をしていた。

シフト表を確認すると、里奈と同じ出勤日に自分の出勤日を○つける。

里奈と瞬は毎日 中学生みたいに
帰りだけ、お話する日々がつづきました。

知れば知るほどに純粋な里奈に瞬はどんどん心が奪われていき・・

里奈は里奈で年下の瞬を弟のようにあれこれ相談にのり、たわえもない会話。

瞬はちょっと里奈の過去が知りたくて

ある日の帰り道に

瞬『里奈さんって彼氏とかいるんですか?』

里奈「ぇ・・あぁ。ちょっと恋愛とかしばらく考えてなくて・・」

一瞬 里奈の顔があの日見た、里奈の涙ぐむ姿と重なる 瞬

瞬『そっかぁ、なんか夢でもあるんですかぁ?』

里奈「瞬君、大人には色々あるのだよ!コホン」っとおちゃらけた里奈だった。

瞬『僕も大人なんだけどなー笑』

里奈「あははは♪」

瞬『里奈さん、明日おやすみですよね?』

里奈「明日、うんうんバイトは休みだけど昼間のスーパーのバイトがあるけどね♪」

瞬『働きものだなーw何時に終わるんですか?』

里奈「なになにぃ、デートのお誘いなら、おばちゃんなのでお断りだよw」

瞬『//////違いますよ。照』

瞬『明日、ほら、この前バイト中に面白そう、早く出ないかなって言ってた映画あるでしょ?あれの貸出日なんです。』

瞬『僕、明日はその新作入れ替えだけバイト来てくれって言われたから、それかりる前提で出勤なんです。だからその・・・』

里奈「ええええ、観たい♪」

瞬『あ、え?!じゃぁ、僕バイト終わったら連絡しますね♪』

里奈「了解~私は午後の3時まで仕事だから、その後でね」

里奈「じゃぁ、また、明日ね~おやすみ~」とホームを降りた里奈の後ろ姿を見送ると。

瞬は小さく ヨッシャ!って呟いた。

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