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跨いでいった男たち

第4章 休日

ゆいは誠君を店に来るお客さんじゃない気の緩みからポンとソファーに腰掛けDVDを指差してトントンと叩いた。

ゆい「誠君DVDよろしく~~~♪」

誠『トモダチ。。。トモダチカァ(嬉)』
ブツブツ言いながらDVDをPCにセットした。

ゆい「ぅ”ぅ”-----泣けるぅ」
シクシクシク

ゆい「誠君ティシューとってぇぇぇ。うぇええ~ん」

誠はゆいの自然体に接する雰囲気にドキドキしていた。こんなに可愛い女の子と友達って言ってもらえて。僕は引きこもりアイドルヲタクなのに・・・。不思議な出来事にDVDの内容よりもゆいのTシャツから若干透けて見えるピンクのブラジャーにときたま誠の肩を叩いて笑うゆいの胸が誠の腕に当たる感触を・・・
色々な妄想をしていたら勝手に身体が動いていた。
ギュッーーーーーーー

ゆいはハッとなった・・・誠がゆいの肩を抱きしめてきた。。

ゆい「誠君?どうしたの?」

誠『ゆいさん、ごめんなさいです』

ドンッ!パタ!

ゆいは押し倒された、そして誠君が震えながらゆいの唇にキスをした。
誠君のキスは不慣れでそれでいて無我夢中でゆいの唇は誠君の唾液で汚れていった。
ゆいは何故だか抵抗できなかった。。誠君の手が震えてるから。。本当は不器用で言葉がうまく言えなくて心の中は人と接したくて。なんだか救いたかった。。誠君を・・。

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