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跨いでいった男たち

第8章 スカウトマン

ゆいはいつもの美容室でセットをしてもらい店へと脚を急がせた・・

カツカツカツ

男『はいはいはい そこの可愛いおねぇさん!』

カツカツカツカツ

男『おねぇさーーーん!』
ポンポンとゆいは肩を叩かれた。

ゆい「ん?あたし???」

男『そ、あたし!俺、仁 よろしく!』

手を握られブンブンと振られる

ゆい「あ・・あの・・・新手の難破ならお断りです!」

手を離した。

仁『違う違う!俺、可愛い女の子をスカウトしてるの♪』

仁『おねぇさん、可愛いいしスタイルいいからさ!ちょっと話だけでも聞いてよ!お願いします』と仁が両手を合わせてお願いしてきた。

歩道を歩く人の波がゆいの方をチラチラ見ながら通りすぎてゆく・・やめてよぉ〜もぉ〜恥ずかしい泣

ゆい「私、これから仕事で急いでいるので」

仁『じゃぁ 一緒に話しながら行こうよ〜ね♪』

もぉ〜〜なんなのこいつぅ
ついてくるしぃぃ〜〜

仁『ねぇねぇおねぇさん名前は?』

ゆい「答える必要ないもん・・」

仁『あっ、何怒っちゃってるの?怒ってるおねぇさんも可愛いね♪でも俺応えてくれないなら、今度はここで土下座するよ?ペロ』と笑いながら舌をだした。

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