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跨いでいった男たち

第8章 スカウトマン

ゆいは久々に頭に血が登っていた。

ゆい「ゆい。満足した?じゃーね!」

カツカツカツカツカツ
足早に歩くが仁もまた、足早についてくる。。

仁『ゆいさんかぁ、可愛い名前だね。感じに合ってる。』

キラキラさせながら笑顔を見せた。
ゆいは一瞬、ドキッてしたが普通に歩いていた。
ゆいは立ち止まると指を信号の先の店を指した。

ゆい「あそこが、仕事先。」

ゆい「じゃぁ、ここで。」

仁『ぁっ、うん、ごめんね、なんか。』

カツカツカツカツカツ

ゆいは少し可哀想だったかな・・・と思いながらマリーナの扉を開けて店の中へ消えて行った・・・

ゆいの素直な行動がゆいをあんなに乱すなんて・・。

一方、仁は不敵な笑みを浮かべると呟いた

仁『ゆいちゃんかぁ・・素直な子だな・・・これはいけるな・・ニャ』

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