テキストサイズ

跨いでいった男たち

第11章 ムチな男

里奈は競馬場につくと競馬新聞片手に内馬場へ向かうべく地下場道を歩いていた。。

カツカツカツカツ

すると歩幅を合わせて隣に歩く男がいた。
里奈より若干背があり華奢な男で幼い顔つきだ。男の子?
里奈は面倒はごめんだと思いひたすらスルーしながら歩いていた。。

男の子『あの。お姉さん・・』

里奈「・・・・・・・・」

カツカツカツカツ

男の子『背中のファスナーが下りてますよ?笑』

カツカツ・・・。

里奈「え?」

男の子『だから~ファスナーが!』

里奈「///////////」

里奈「ぇ?あっ!本当だ!ありがとう」

男の子『じゃぁ 僕 急いでいるんで~競馬楽しんでくださいね♪』

里奈「あ、はぃぃ・・・。」

ゼーゼーゼー

超恥ずかしいんですけどぉ~~~。

里奈はいつも内馬場で競馬を見る。見づらいけど、里奈の息抜きを邪魔する男たちが寄ってくる確率が低いからだ。

あ~今日は良いレース見たなぁ~
流石だよね。外田博幸♪素敵
地方から中央になった割に騎乗が綺麗すぎる・・・

さて、スッキリ♪明日からまたがんばろぉ~!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ