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跨いでいった男たち

第11章 ムチな男

里奈は人の波が嫌いなため、最終レースが終わり、ゾロゾロと人の波をはけるのをボーっと眺めていた。

するとポンポンと肩を叩かれると
里奈は振り向いた。
先ほどの男の子?が立っていた・・。

男の子『帰らないの?閉門しちゃうよ?もう間に合わないよ?』

里奈「え?!」立ち上がる

男の子『僕と一緒に裏門から出るほうが早いよ・・。いこっ!』

と腕を引っ張られた。

里奈「ちょっちょっ!!!ちょっと~~!」

裏門に着くとなにやら男の子は警備の人と話してて。
戻ってきたと思ったら

男の子『ちょっと待っててね♪』

ブルンルブルン~~ブー キキ!!

里奈の横に外車のスポーツカーが止まった

男の子『お待たせ!さぁ帰ろうか!』

里奈「え?でも・・・」

男の子『そこから出るには関係者じゃないとダメなんだ。僕のいとこってなってるから早く乗ってくれないかな?』

里奈「まぁ、いっか。」

里奈はこれからおこることも知らずに車に乗り込んだ。。。

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