誠の華
第1章 出会い
総司side ~
突然倒れた女の子を支え様と腕を伸ばすも後一歩の所で届かない
そしてその女の子を抱き止めたのは土方さんだった
後少しで私が支えられたのに苛々します
最初この方を見た時は吃驚しました
こんなに顔が整ってる方は初めて見ました
ドキッとしました
その瞳にくぎ付けで暫く動けませんでした
プルンと真っ赤な唇に長く濡れた睫毛と大きく潤んだ瞳、桜色の柔らかそうな頬、小さな伸長にサラサラの長い髪
それに...
こ、これは...いけません
目の毒です
ドキドキします
あ、足をあんなに晒して
襲って下さいと言ってる様なモノです
目のやり場に困ります
白い...、太股が眼に付きます
触りたい...
ダメです!そんな事したら変態じゃ、ないですか!
私はフルフルと顔を左右に降り、邪念を払おうとした
その時、土方さんが女の子を担ぎ上げた
その為、私の位置から、女の子の際どい所が見えそうです!
「土方さんっ!見えちゃいます!あ、ああ、危ないですよぉ!」
そんな私に視線を合わせた土方さんはニタリと顔を歪ませた