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愛の嵐

第14章 懐抱の嵐

《大野side》
雅紀君は疲れていたんだろう
ソファーで寝てしまった
ス~ッと寝息が聞こえてくる

寝顔を眺めてしまう

大「綺麗だなぁ」

写真を撮るのはダメだよね
頭の中に撮っておこう♪
次の絵のモデルに決定!
本人になってもらえたら嬉しいんだけど、言えないんだ

相「んっ、う~、ん、すぅ」

あ、あ、起きてない・・よね?
はぁ~、良かった!

大「大好き!大好きだよ、雅紀君!」

起きないように、そっとキスを落とす
自分からなんて普段はしない
恥ずかし過ぎる
俺いつからこんな乙女になったんだ?
はぁ~
溜め息が出てしまうな

大「さて、片付けしよっかな」

ソファーを離れた後ろで雅紀君が動いたのを俺は知らなかった

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