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愛の嵐

第21章 美粧の嵐

あ~、翔ちゃんだったのか

~♪~♪~♪

櫻『相葉く~ん!』
相「どうしたの、翔ちゃん?」
櫻『帰してもらえな~い』
相『あぁ、やっぱり?ヒナでしょ』
櫻『そうなんだよ~。どうしたらいい?』
相「そうだなぁ、したら・・・スバルが怒るよって耳元で言ってみて?」
櫻『それだけでいいの?』
相「大丈夫でしょ♪でもこれは内緒にしといてね!」
櫻『内緒ね!ありがと!すぐ帰る~』

プツンと切れた
だから行かなかったんだよ
楽しくなると帰さないヒナ
横はヘラヘラしてヒナにベッタリだし
行かなくて正解だったね~♪

ニ「誰からだったの?」
相「翔ちゃんからのヘルプでした~」
ニ「ヘルプ?」
相「帰して貰えないんだってさ」
ニ「あ~、あれかぁ。翔さん知らなかったんだね」

二人で顔を見合わせて笑ってしまう
三人の帰りを待つつもりは無かったんだけど

ピンポーン

相「はぁい?」
櫻「ただいまぁ」

和と顔を見合わせて吹き出す

相「ぶっははは、おかえりー」

笑いながらドアを開けるとゲンナリした顔の三人
更に笑いが止まらなくなる
挨拶だけして部屋に戻って行く姿にまた笑いが込み上げる

相「おつかれちゃ~ん♪」
ニ「おやすみちゃ~ん♪」
櫻・大・松「お・や・す・み」

キレ気味の返事と共にドアが閉まった

相「デートらしくなかったけど楽しかった?」
ニ「十分楽しかったよ♪ありがとう♡」

手を繋ぎ額をつける

相「今度は二人で行こうね」
ニ「みんなには内緒で行こうね♪」

みんなで旅行もいいけど
やっぱり二人でノンビリがいいかな♪
デートの邪魔した罰も受けてたから今回は許しておこうかな

ニ「まぁ~くん、大好き♥」
相「和、愛してるよ♡」

三人の明日の事なと知るよしもなく
俺達はラブラブな時間を過ごした

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