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愛の嵐

第23章 真夜中×猫耳=発情

《二宮時間》

ん~?あれ?

ニ「あ~、寝ちゃったんだ」

目の前はソファーの背もたれ
掛けられた毛布に智くんの優しさを感じる

ニ「智くん・・どこ?」

寝返りを打った先には智くんの後頭部

ニ「うわっ・・ビックリした。寝てるの?」

規則正しい寝息が聞こえる
沢山のクッションに囲まれて眠ってる
湧き上がってくる愛しさに笑みが零れてしまう

ニ「何で俺の彼氏はこんなに可愛いんだろ」

勝てないと思っても悔しくはない
惚れた弱味なのかな

ニ「次はどんなコスプレしようかな♪」

猫コレクションは制覇したはず!
次は~、智くんの希望を聞いてみよっと♪
気怠い身体は睡眠を欲求して瞼を閉じようとしてくる
眠る前に手を伸ばし智くんの手と繋ぐ

ニ「おやすみ、智くん」

温もりを伝え合える幸せを感じながら

いい夢を・・・


end

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