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月の綺麗な夜に

第5章 偶然の再会

―――結局。



あれから妙に流星と話が弾み。


当初の予定の5分滞在を優に超え、気付いたら12時近くになってて慌てて帰宅。


え~え~。


お陰でハンパなく親には怒られたけど、秒刻みでLINEに届く流星からの


《大丈夫?!》


《怒られ中?!》


《マジでごめん!》



別に流星が悪いわけじゃないのに謝り倒す言葉に口元が思わず緩んで。


お母さんごめんなさい。


怒られた事なんかすっかり忘れて機嫌良子さんの私。

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