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月の綺麗な夜に

第7章 星と月とドキドキと

流星は私に気付いて女性を自分の体から引き離して私の名前を呼ぶ。




「雫月ちゃん?」







“月が綺麗な夜 あなたに逢いたい”




“俺からのプレゼント”





“俺との出逢いアリだと思う?”




“明日、星を一緒に見よう”









今、気付いた。



慶介と別れて以来、愛だの恋だの面倒臭いと思ってた。



ただの星オタクなんて。


得体の知れない男なんて。



趣味が一緒だからって好きにはならないと思ってた。




恋愛にはならないと思ってた。




‥・・一体、いつの間に‥・・











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