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月の綺麗な夜に

第7章 星と月とドキドキと

あまりに痛すぎて‥



心臓が潰れて消し去るんじゃないかと思った‥・。




目を反らしたいのに反らさせてくれない。


視界に映り込む2つのシルエットは重なってて。

それは安易に、抱き合ってると認識出来て。









流星と女性‥抱き合ってるんだ‥・。








そう思った瞬間、ようやくさっきまで一切動こうとしなかった足が後ろに1歩下がる。








ザザッ‥・








「‥・雫月ちゃん‥・・?」





1歩下がった足音に気付いた流星が私の名前を呼んだ。






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