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月の綺麗な夜に

第9章 意味

なのに流星は涼しい顔して



「月が綺麗ですねー」



相変わらず、今となっては珍しくも何ともない言葉を吐くから何だか悔しくなって。


思わず隣りから蹴り上げてやろうかと思ったけど止めておいた。



だって。



私ばっかりが1人で



ドキドキ。

バクバク。

チクチク。

ズキズキ。




卑怯だ。




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