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月の綺麗な夜に

第2章 ブルームーンの夜に

その後。



何度か言葉を送ってみたけど返事はなくて。



段々、私も




「まっ、行かなきゃいいだけか」




なんて思って。



すっかり流星のお陰で忘れかけそうになってた“ブルームーンの願い事”。



窓辺に立って胸の前で両手をしっかり合わせ、俗にいう乙女握りをしっかりとして。





「――――――――。」





願い事を一言唱えた。










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