テキストサイズ

月の綺麗な夜に

第2章 ブルームーンの夜に

≪絶対来るよ。君は。≫



―――はい?


何を根拠に言ってんの?




≪当日、晴れる事祈ってようね。

じゃぁおやすみ≫




ちょちょちょちょっっと待てー!

またしても強行ですかー!

“おやすみ”って言えばいいと思ったら大間違いだかんな!?



≪行かないからねっ!!≫



一言送りつけて携帯をベッドに放り投げた。



どうせ返信はないのは分かってたから。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ