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月の綺麗な夜に

第3章 満月の下

―――♪ピロロン♪♪ピロロン♪



‥・今‥何か鳴った‥・・



うーん‥・・・








!!!!




いやいやいやいや!!

さっきの音ってLINEじゃないっけ?!

パッ!と枕元に無造作に置いてた携帯に視線を投げると



俺、鳴らしたぜ?



と言わんばかりにグリーンのランプをピカピカ照らす携帯の姿がそこにはあって。




ドキドキドキドキ‥‥・。




携帯を取る手を思わず躊躇する。

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