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月の綺麗な夜に

第3章 満月の下

私の送った言葉にはしっかりと「既読」が付いてて。



またもや

読んだけど何だよ、このやろう。

と言わんばかりの存在感を示す「既読」に苛立ちを覚える。



普通。



逢いたいと望んだ側は前日とかに確認の連絡を入れたりするんじゃないの?


とかも思ったりするけど、全くもって綺麗なくらい連絡がない流星はどうなんだろう‥。


って、まぁ行くわけじゃないからどうでもいいんですけどー。



なんて、凄く面倒臭い色々な感情が心の中で大暴れし始めて



必殺。現実逃避。



目を閉じて、そのまま夢の世界へと堕ちて行った。





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