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月の綺麗な夜に

第3章 満月の下

思わず携帯を開いてLINEをチェックするけど流星からは言葉は届いてなくて。


時間も見たけど21時45分過ぎ。



‥‥もしかして。

1時間も人を待つ事が出来ないへなちょこなヤツだったのか?流星ってヤツは。



ここに来るまで。



公園に誰も居ないっていう想定は99%近いくらい考えてなかっただけに完全気落ち。




なんだなんだぁ?

45分も待てないつまらん人間だなー。

自分から誘ってんだから待ってろっつーの。








――って、おいぃぃぃ!


これじゃ居て欲しかったみたいじゃん!

居なくて逆に良かったんだろう!

おバカ!自分!




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