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月の綺麗な夜に

第3章 満月の下

突然の声掛けの驚きと、背後に流星がいるって事の緊張が一気に襲ってバクバク凄い速度の鼓動に思わず苦しくなる。



バクドキする心臓を抑えながら

ゆっくり

ゆっくり‥

ゆーっくり‥‥振り向く。





「こんばんわ。雫月ちゃん」





‥・‥あ‥‥





後ろでニッコリ笑って私の名前を呼ぶ人。




「す‥・ばる、君?」












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