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月の綺麗な夜に

第3章 満月の下

「5分。それ以上は帰るから」


「うんっ!分かった!」



さっきまで泣きそうなくらい眉を下げてた流星の顔が一気に花開いたかのように明るくなって




「ありがとう!雫月ちゃん!」




凄く嬉しそうにふにゃりと笑った。




流星の笑った顔が優しい黄金色の月灯りにほんわかと照らされて綺麗で一瞬見惚れてしまった。







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