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月の綺麗な夜に

第4章 満月と月と星

きょとんとした顔で携帯と流星の顔を交互に見つめてると、呆れたような顔して



「LINE。自分が載せてるじゃん。“しずく”って。」



そう言って自分の携帯のLINEを開いて私のトーク画面を“ん”と見せて



「だから呼んでるんですけど?」



中指で眼鏡をクイッと上げながらニコッと笑う。



‥‥・・。



そうだった。

そう言えばそう設定してたんだった。

すっかり忘れてた!

おバカちゃん。私。







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