
占いの館【YES∞NO】
第7章 本能的縦列
―――――――――…
カーテンを潜ると…
暗くて…広い空間に出た…
『…ここ…は…』
戸惑いながら…空間を進む…
すると……
天井からスポットライトが当たる様に…
ポワ〜ンと…一カ所が明るく照らされた…
『……何か…ある…』
私はゆっくり近づき…何なのか…見た…
『はっ!!!!!!』
ジャァラ…ジャラ…
そこには…
空間の真ん中に…一本のポールが120センチぐらいの高さで打ち込まれていた…
そして…そのポールからジャラジャラと…鎖が伸びていた…
そして…鎖の先には…
四つん這いで…動物のようにウロウロする…
神田さんの……姿……
『えっ!!!ええぇ―――!!!』
