占いの館【YES∞NO】
第4章 母性の使い方
「はい、これ…」
アダムが私に差し出したのは…
人肌に温めた…
哺乳瓶に入ったミルク…
『え!え―?』
「浩二郎ちゃん…
かわいいなぁーって思って来たんじゃない?」
ドキン…あ…
ママって言われて…
キュンってなったけど…
可愛い…とは…
「飲ませてみて…それ」
アダムのニヤニヤ顔が…怖かったが…
哺乳瓶をにぎりしめ…揺り篭に近づく…
『あっ…浩二郎ちゃん…
ミルク…千恵子ママが持ってきてくれたわよ…』
『////浩二郎…』
チュポンと乳首から唇を離すと…
浩二郎はこちらに手を伸ばし…
「千恵子ママ〜…ミルク飲ませて?」
と…甘えてきた…
私は、何度か姉の子にミルクをあげた時を思い出し…
浩二郎に哺乳瓶を加えさせた…
チュプ…ちゅうちゅう
「千恵子ママ…おいちい」
哺乳瓶のミルクをチューチュー飲む浩二郎は……
可愛い…
ああ…なんだろう…
この感情…
『ほら…浩二郎ちゃん…ミルクこぼしてる…』
口から白いミルクが流れる…
イブは…そのミルクを…舌でペロンと舐め…
浩二郎の口の回りを綺麗にする…
「あ…ママ…千恵子ママも……」
浩二郎はわざと、哺乳瓶を口から外し…
首や…自分の胸にこぼす…
私は…イブのやるように…
浩二郎の首のミルクを…舌ですくう…
ペロン…ちゅ…チュパ…
「はぁ…ママ…いい…
千恵子ママ…気持ちいいよ…」