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占いの館【YES∞NO】

第4章 母性の使い方



大人性器はピクンピクンっと元気だったが…

浩二郎本人は…一連の自分の羞恥に…顔を赤くし…泣いていた



『浩二郎…大丈夫よ…』


優しく…頭を撫でると…



浩二郎は…
母親の事を話し出した…




浩二郎の実家は…エリート?と言っていいエリートで、実家の家業を次ぐ長男を可愛がり大事にしていた…

母親は次は女の子が欲しかったが…浩二郎が生まれてしまい…

後継ぎがいるのに…男の子は要らないと…浩二郎には愛情を注がなかった…


なのに…浩二郎の下に妹が産まれた…


母親は待望の女児に…長男同様…可愛がった…



浩二郎は…
要らない子、必要ない子と…母親の中で居ない存在として扱われていた…


浩二郎は…必死で認められようと頑張った


母親の事を考え、家の事を考え…

勉強も、スポーツも、何でも兄より出来たのに…兄を立て能力を下に見せてきた!!!


愛して欲しい、愛して欲しい…愛して…欲しい…


それだけを考えていた…


そんなストレスを…成人するまで何十年も抱えていたら…

性癖が…
変な方向へ捩曲がり…

究極の赤ちゃん返りへと変わっていった…



との事だった…




母の愛を…求めた結果の…


赤ちゃん返り…




変なマザコン…




イブの占いは…当たっていた…




私は…泣きながら…


愛が欲しかったと…言う…



浩二郎が…小さな子供にしか見えなかった




頭を撫で、額に…


キスをした…




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