占いの館【YES∞NO】
第5章 快感無知彼女
『…アダム…私…熱い…』
チュッ…チュッ
アダムが微笑みながら…私の前に移動する…
唇にアダムの唇が重なった…
あああ…唇が熱い…
ちゅっ…と重なった唇も…腰に回されたアダムの左手も…
背中をギュッと抱き寄せる右手も…
全てが熱くて…溶けてしまいそう…
ちゅぷ…ヌッ…ぷ…
『んっ…あハ…ん』
重ねた唇の隙間から…
アダムの舌が…私の唇をなぞり…
ペロ…ヌッぷ…
私の中へ…優しく入ってきた
ぺちゅ…ぬちゅ…チュプ、チュプ
キスだけでも、体の奥はドキン!ドキン!と跳ねる!!!
「志穂…んっ…し…ほ…」
舌を中に入れ、口内をくちゅくちゅと掻き混ぜながらも…私の名前を囁く…
その声や求められている感じがうれしくて
私も初めて…相手の唇の奥に舌を潜り込ませた…
チュプ!!!んっちゅ、チュプ!!!
「あっ…し、ほ…」
アダムのねっとりとした舌に自分の舌を絡ませ…
相手の動きを探りつつも…興奮を高めあっているキスに…感動している…
私のやり場のなかった手は…いつしか、アダムの黒いワイシャツをキュッと摘んでいた…