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赤い糸

第1章 プロローグ







「…拓人?」
私はやっと声をふり絞って、拓人に話し掛けた。
「ん?」
拓人が私を覗き込む。
「…今の何?」
震える手を押さえながら拓人に問いかけた。
「何って何が?」
拓人は気付いてないみたいだ。
机の引き出しに綺麗にたたんでいる女モノの靴下に…






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