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赤い糸

第7章 出発








それからいろんな事があった。
誕生日、クリスマス、お正月…
かけがえのない思い出がたくさんできた。
全ての思い出は、荘太と共にある。
私の隣にはいつも荘太がいた。


二月にはいると、荘太が学校に行く事はほとんどなくなった。
たまに、卒業式の練習をするくらいだ。
時がすぎるのは早い。
荘太が卒業するまでもう本当に少ししかない。
どうしよう…
特別な事なんにもしてない。







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