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赤い糸

第8章 遠距離









荘太の帰ってくる時間。
私は近くの駅まで荘太を迎えに行く。



「あっ♡」
荘太だ。
高鳴る鼓動を隠すように私は冷静を装って荘太に手を振る。
荘太が駆け寄ってきてドアを開けて、乗り込んでくる。
「おかえりなさい♡」
嬉しくて嬉しくて…
満面の笑みで荘太に伝えると、
「ただいま」
って優しくほほえんでくれた。
ぐいっ…
それと同時に私は荘太の腕の中に引っ張られた。







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