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赤い糸

第8章 遠距離








ふわっと荘太の香りがする。
落ち着く…
「あ〜、皐月の匂いがする〜♡」
荘太が言う。
えっ、私くさい?
汗かいたっけ?
「落ち着く〜♪」
そう言った荘太が可愛くて、私は上機嫌になった。


しばらくすると、荘太が抱き締める力を弱めて、目が合う。
そして、久々に長い長いキスをした。







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