テキストサイズ

赤い糸

第2章 戸惑い







次の日の朝目覚めると、
んんっ、瞼が重い…
あぁそうだ。
私昨日荘太君とたくさん泣いてそのまま寝ちゃったんだ。
ケータイに目をやると、
『皐月先輩、昨日は一緒に泣いてくれてありがとうございました。
僕頑張ります。』
と書かれていた。

彼女が羨ましい。
私もこんなにまっすぐ愛されたい。
誰かにこんな風に大切に思われたい。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ