テキストサイズ

赤い糸

第3章 最低







次の日、目覚めは最低だった。
寝た気がしない。
はぁ…
常に30分おきに目が覚めた。
昨日の事も頭から離れない。
ペアリングも荘太君の事も。


そういえば…
私は昨日の夕方から見ていないケータイを手にとった。
えぇっ?
『拓人と楽しんできて下さい。』
『皐月先輩、帰りましたか?』
『振られちゃいました。』
『僕はやっぱり、ダメなのかもしれない。』
荘太君からたくさんメールがきてた。







ストーリーメニュー

TOPTOPへ