テキストサイズ

赤い糸

第3章 最低







『大丈夫ですか?
せっかくのクリスマスだったのに…
皐月先輩は幸せになりたいだけなのにね…』


荘太君の言葉が胸に刺さる。
そう。
幸せになりたいだけ。
近くで笑い合いたいだけ。
好きだよって心から言われたいだけ。
辛い…
胸が苦しいよぉ…
ぐすっ…
また涙が流れる。






ストーリーメニュー

TOPTOPへ