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赤い糸

第3章 最低






元旦


ブー…

夜中の12時ピッタリにケータイが鳴る。

『明けましておめでとうございます。
去年は大変お世話になりました。
今年もよろしくお願いします。
皐月先輩にとって最高の一年になりますように…』


わぁ…♡
すごく嬉しかった。
たった数行のメールがすごく大切に思えた。
私は静かにそのメールを保護した。







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