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赤い糸

第4章 悲しい時間







人見知りな私は、こんにちはとしかいう事が出来なくて、黙り込んでしまった。
でも、やっぱりたくさん話をしたいって思って、二人でゆっくり話が出来る、カラオケに行った。

緊張して、顔もまともに見れなかった。
カラオケに入ってしばらく沈黙が続いた。


荘太は優しい顔に似合わず意外にも筋肉質で、がっちりしてた。
少しずつ少しずつ、お互いの距離を縮めるように私達は会話をスタートさせた。
学校のこと、友達のこと、修学旅行のこと…たくさん話した。








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