テキストサイズ

会議室から恋。~健人~

第10章 ,

「…有紗」

「ん?」

ありがとう。

愛してるよ。

「…健人。いい子やね。毎日頑張っとったんやね。ごめんね、一人にして」

頭までも撫でてくれる。

たまに、こういうことをしてもらうことがある。

こういうときは、有紗は年上の女性の顔をしているんだ。

…いつもか。

有紗の温もりに、耐えきれずそのまま眠りに落ちた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ