テキストサイズ

キミが好き!

第4章 君に相談

~お昼休み~



「きらり!ちょっとこのプリント提出してくるね。」


「うん!わかった。いってら~(o^∀^o)」




ガラガラ



「はぁ…後二時間もすれば家に帰らなきゃいけないのか…」




なんだか憂うつになってきた。



「明!」




私は、振り返った。





「桐島くん?どうしたの?そんなに急いできて?」




息を切らしながら、桐島くんは目の前にきた。




「お前さ、今日の朝泣いてただろ?」



ドキっとした。きらりでも知らないのに桐島くんにはわかっていたのだ。

「別に!泣いてないよ!」


心配をかけるのが嫌いな私は、笑いながら言った。



「そっか…あ、今日教科書ありがとうな!」



桐島くんは、私を見ながら笑いながら話してくれてる。




「ぜんぜん!気にしないで!教科書くらい、どうってことないし!」




と、私は言った。



「ごめん。プリントおいてこなきゃ!じゃあね、桐島くん!」




私は、走って職員室に向かった。





~そのころ、桐島くんは~



「明、なんであんなに笑うんだろ…」



「あの。早徒さん。」



俺は、振り返った。



「春彦。なんかよう?」


俺は、言った。



「あの。実は話があります。」


なんか、あらたまって気味が悪かった。


春彦の後を、俺は、歩いてついていった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ