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キミが好き!

第9章 三日月学園学園祭の実行委員

「さぁ。席につけ~」


担任の、宮川先生が入ってきた。


一時間目は、学活だったからだ。



「今日は、毎年恒例の三日月学園学園祭の実行委員を決める。」



「ねぇ、きらり!学園祭実行委員だって~?」



「へぇ~めんどくさそう(笑)」



きらりは、やる気がなさそうに、机にへばりついている。



実は、明は結構好きなことは人の上に立つことが大好きだったのだ。



「私やろっかな~?だって、人の上ってすごくいいじゃん!!」


「ふっ!さすがお嬢様だね(笑)中川財閥も一番上だからって感じ??(笑)」



「はいっ!私やります♪」


「おぉ、中川か、わかった。じゃあ、後は男子一人。誰かやる人は?」


明は、少し春彦くんに期待した。
春彦くんもやってくれたら、二人っきりが増えるからと。




「じゃあ、俺やります!!」


みんなが、いっせいに振りかえる。


「桐島くん?!」



私は、ビックリした。

桐島くんには悪いが、ため息がでた。

(春彦くん…やらないんだ…)



「明いいな~!!」


きらりは、目をキラキラさせながら私に言ってきた。

「え、なんで?桐島くんとがいいなら代わってあげるよ♪」



「私はいいの♪明じゃなきゃダメだから♪」



「そうなの?」



なんで、私じゃなきゃダメなんだ?

まぁいっか!!



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