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キミが好き!

第18章 留学

「明ちゃん!!」


「あ、春彦くん!来てくれたの?」

私の横には、母親がいる。


「春彦くん、私と別れて(*⌒―⌒*)」



「えっ…どうして?」



「春彦くんのため。でもあるし、私自身のためでもあるの。」



「明…それでいいの?」


母親は、ビックリした顔で私に言った。


「うん!留学は、自分のためってわかったの。」


「わかった。楽しかったよ。明ちゃん。これからも、幼馴染みだからね。」


「春彦くん…うん!ずっと幼馴染みだからね♪」


「お嬢様、お時間が…」
鈴木が、来た。


「あ、うん。行きましょうか。」


私は、自家用ジェット機にのりこむ。






「明!」




外から、私を呼ぶ声が聞こえた。



「あ…桐島くん…」



母親は、


「ヘリ、止めなさい。」



急にヘリは止まった。



「ほら、行きなさい。」


母親は、久しぶりに私に笑顔を見せてくれた。



「はい!」



私は、急いでヘリを降りた。



「桐島くん、来てくれたんだ!?ありがとう!」



「おう!来るに決まってんじゃん。」



「あ、あの告白の返事教えてあげるね。手、貸して?」



私は、無理やり桐島くんの手をつかんでお揃いのダイヤがついた、ストラップを渡した。



「めっちゃきれいだな?」


「でしょ?私、春彦くんと別れたの!」


「そうだったの?」


「うん。本当の気持ち。気づいたの。」


「私、桐島くんのことが好き。」



桐島くんは、ニコッと笑って
「俺も、好きだよ。」



別れのキスをした。


「待っててね。」


「待ってないと思うか?この俺が?」


「うんうん!桐島くんは、待ってると思う。」


私は、それを言ってジェット機に戻った。



桐島くんは、ジェット機が空に上がっても見送っていた。


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